白の顔料は素材そのものが荒く、固くなるためです。絵の具で白だけ固いな、と思ったことはありませんか? Tシャツなどで行われる白色プリントは、固くボロボロと崩れてしまう対策としてラバープリントが行われていますが、これはタオルには向きません。
上の画像はカラータオルに白のラバープリントをしてみる試験をしたものですが、タオルの中まで顔料が染み込まず、なおかつ下の生地色に負けてしまい、黄色っぽくなっているのが分かります。
風合いは非常に固く、手に持つとプリントをした部分が痛いくらいに感じます。ラバー量を調整しても、白が薄くなるばかりで、風合いはさほど変わりませんでした。
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- 奥京都である福知山市でタオル製造を行っているタオル工場で育つ。タオル製造をはじめてから3代目にあたる。
小さなタオル工場ならではの製品づくりに、日々奮闘しています。運営に携わりつつ、現場での作業も行っています。
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