Tシャツなどで見かける金色や銀色のプリント(キラキラした光沢色)これらの多くは布帛特有の技術が用いられていて、タオルではこの通りに再現は出来ません。特に銀においては全く出来ないという表現が正しいと思われます。弊社では行いませんが、仮に無理に行ったとしても問題を抱えると考えます。
布帛に於ける金や銀のプリント、箔(はく)とは
問い合わせで同じように金や銀のプリントをしたいといただくほとんどが箔(はく)の加工を施した物をみておられるように思います。箔に関してはこの加工の専門家では無いので大ざっぱにしか書きませんが、接着剤のような物(バインダー)をまずプリントして、予め金や銀を塗布されたフィルムをプリント物の上に載せて熱プレス(アイロンのようなもの)を掛ける技術となります。塗布されたフィルム形態(膜)が素材に付くわけですから、凹凸が激しく、使用上伸縮乱れも激しいタオルには向かない方法となります。また膜を作るわけですから、吸水はしないという事にもなります。膜である必要なのは当初求める光沢と関係するからです。
金(ゴールド)の対応
金(ゴールド)を模倣した黄土色にて対応させていただいています。光沢は前述の通りありません、色味のみ模倣しています。
以下の製作実績も参考になります。
銀色に関して
銀色に関しては、金属色、ほぼ光沢によるものとなりますので、この再現は出来ません。灰色(シルバー)に変更せざるを得ません。
この記事を書いた人
- 奥京都である福知山市でタオル製造を行っているタオル工場で育つ。タオル製造をはじめてから3代目にあたる。
小さなタオル工場ならではの製品づくりに、日々奮闘しています。運営に携わりつつ、現場での作業も行っています。
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