なぜ京都丹波でタオル作っているのですか?

今でこそ1件だけでになりましたが、以前ここはタオルの産地でした。昭和38年ごろの繊維業界には勢いがあり、ここ京都府福知山の三和町も例外ではありませんでした。三和町にもメリヤスやタオルの機織りを始める人が多くおり、またそれに関連づけられた刺繍などを行う人も多くいたそうです。

最盛期の当地

最盛期にはタオル工場だけでもこの地に8件あり、タオル組合もありました。国産タオルの産地の一つだったのです。しかし今は弊社1社だけですので、組合もありません。こうしたことから現在では、この地をタオルの産地として世間に認知してもらうことは難しくなっています。

京都丹波産タオルの今後

弊社は今も当地でタオルの生産を続けており、京都府福知山市三和町のタオルの認知を拡げていくことを願っています。山里でのタオル製造ですから、地域環境への配慮は必須の要件です。これが結果として、環境にも人にもやさしいタオル作りにつながります。

たおる小町のご紹介

弊社運営の別サイトたおる小町では、京都丹波産タオルの既製品も取り扱っています。こちらのご利用もよろしくお願いします。

この記事を書いた人

藤田昌己
藤田昌己
奥京都である福知山市でタオル製造を行っているタオル工場で育つ。タオル製造をはじめてから3代目にあたる。
小さなタオル工場ならではの製品づくりに、日々奮闘しています。運営に携わりつつ、現場での作業も行っています。
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